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7 posts from September 2012

Sep 29, 2012

窓のある箱 2

Dsc04364

途中、方向性が全く分からなくなって3ヶ月くらい何もしなかったこともあった。
そのときは、このまま自分は諦めるのかもしれないと思ったりもした。
何も作らずに居たって生活は進行して行けるのだ。
そんな折り、
忘れた頃にふと部屋に転がっている色褪せた様々な試作品を見たとき、
その中に今改めて見ても色褪せていない、
やっぱりこれしかないと直感する断片がいくつかあった。

それが鉄とガラス、セメントとガーゼだった。
自分のことなんて分かっているようで何もわかっていないものだ。
自分が作りかけて放置したものを見て、また突き動かされた。
この頃から、もっと直感や感覚を信じても大丈夫かもしれないと思える様になった。
理屈なんかほっておけ。

自分自身が何を見たいのかはもう初めから身体が解っているようなのだ。
僕はそれを探すだけ。
そして、それが目の前に現れたときにはきっとまた直感するはずだ。

それと同時に、今まで考えていた色々な何かを、忘れた。

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窓のある箱 1

窓のある箱 1

今までブログには一切書かず、
まともに誰にも言わずに黙っていたことがあります。


今後趣味ではなく作家としてものを作っていくために(仕事は続けます)、
ずっと作品を作っていました。
しかし作っていたと言っても、
1年以上経ってもただの一つもできあがりませんでした。
何を作ればいいのかすら分からず、それを見つけるために、
いろんなものや同じものを何回も何回も作っていました。

それがようやく最近になって、ひとつの方向性として試作品ができてきました。
窓のある箱を作っています。

このことについて書きます。



家具や雑貨、抽象画、コラージュ、ドローイング、形にすらならない何か・・・。
気になることには色々手を付けて、
でもやってもやっても、
それらが本当に自分が作りたいものなのかどうかがわからなかった。
それなりになら作れるものはたくさんあるのかもしれない。
テーブルや棚、雑貨を作ってエイジングをして、
付加価値をつければ売れるかもしれない。
でも、僕はどうしても表現がしたかった。
だからそれが叶っていない形などいくら作っても、何の意味もない。

表現したいイメージがあって、
じゃあそれを何を使ってどう形にすれば良いのか。
それはどんな形で、
どんな音で、どんな色で、どんな温度で、どんな匂いで、どんな感触で・・・。
音楽でやるのか、アートなのか、詩なのか、クラフトなのか・・・。
自分には何が向いてて、何の分野でどんな技術が可能なのかもわからない。
ただ表現の媒体としての何かが欲しい。
趣味でやってた音楽、興味が失せたwebやグラフィック以外のアナログな手法でできる何か・・・。
こんなものづくりの始まり方ってあるの?


模索しながらも手を動かしている以上、
思い描くイメージと関係あろうがなかろうが、
目の前に色々とできあがっていく。
それらを見て、これが自分の作品なのかなと思うこともあった。
でも、どれもこれも何かが違う。
「良い感じにはできたな、でも、だから何?」っていう。
見てくれはいいかもしれない。
でもそんな抜け殻みたいなものを、
作品だと謳ってブログに載せるような自慰みたいなことはしたくないし、
何よりそれを見られてこれが自分の表現だなんて思われたくない。
それが一番嫌なことだった。

だから、せめて形の方向性が決まるまでは沈黙すると決めた。


つまり、過去に記事に載せた棚やテーブルは、
表現としてやっていく気など全くないものばかりだった。


つづく・・・

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Sep 28, 2012

井上陽子 コラージュ写真展

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目白のFUUROで開かれている井上陽子さんのコラージュ写真展に。


退廃的ながらも洗礼されていてとても素敵でした。
中でもガラスに印刷されたコラージュ写真に一目惚れ。
届くのが楽しみ!
あのバランス感覚というか、
足し引き加減は、
多方面で活躍されている井上さんならでは。

お話しもできたし、
参考になることがたくさんあった。
貴重ながらも楽しい時間でした。

FUUROは妙に落ち着くギャラリーだった。

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Sep 19, 2012

うさぎ生中継

Ustreamで知らないひとんちのうさぎを眺めるのにはまっている。

お天気カメラみたいに、
固定カメラで飼いうさぎのケージを映して
生配信してるユーザーがいるのだ。

うさぎが寝たり起きたり水飲んだり
丸まったり伸びたりする。
2羽が藁でポッキーゲームしたり。

それをただぼんやり眺め続ける。
こういう意味のないことをするのが大好きだ。

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Sep 16, 2012

蝉とゴキブリ

純粋と馬鹿は紙一重だ。

生理的に受け付けない、その感覚は正しい。

基本動物なのだ、匂いで解る(選択する)こともある。

正義感は言葉で表現するものじゃない。

おもしろい冗談を言うという行動は、相手の心を読むということだ。


大人にはめんどくさい種類と、そうでない種類とがいて、
ほとんどが前者だが、それは仕方が無い。
めんどくさい種類でも自覚しているケースはまだ愛嬌がある、
が、それに気付いていないケースは本当にだるい。


ソース、マヨネーズは馬鹿だ。醤油はいい。


男よりも女が好きだ。
男の考えることはよくわからない。
女もよくはわからないが、
なんだかなんとなく分かりそうな気がする。


なんでもいいが、“哲学”を勘違いして生きてる姿には許し難いものがある。


僕は死ぬために生きている。
死から逆算する。
例えば、もし死が訪れないのだとしたら、僕は何もしないだろう。

死(概念としての)を意識しない日はない。

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Sep 13, 2012

空気人形

映画「空気人形」。

ずっと前から作品の存在は知ってたんだけど、
大方、ダッチワイフが喋り出すという出オチ感満載の一発ものだろうと思って敬遠していた。
深夜ドラマにありそうな、オタク気質のそわそわした感じだろと。

で、始めこそ予想通りブリっ子が鼻に付く感じだったんですけど 、
物語が進むに連れて段々そうではなくなってきた。


ぺ・ドゥナの洋服の着こなしが可愛い(思わず衣装協力のクレジットを確認してしまった)。
セリフが少ないし、心の動きをセリフに頼らず表現してる。
押し付けがましいストーリーもなく、空気や光、匂いが心地いい。

そして、それだけじゃないんです。
最後にとんでもない出来事が起こる。
かなりエグい。
人形であるが故に、
無知であるが故に、
彼女が内包していた狂気に気付かされ、恐ろしくなる。

とても詩的で素晴らしい映画でした。


余談ですが、また岩松了が出てくるし、
後半でオダギリジョーも出てきたもんで、運命かと思った。

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Sep 11, 2012

百万円と苦虫女

映画「百万円と苦虫女」を観た。

蒼井優がバイトするホームセンターが、
「あれ・・・?スーパービバホーム・・・?鴻巣の・・・」

ラストシーンの商店街が、
「ん?なんか大宮っぽくない?」

極めつけ、最後の最後のシーンが、
「んん、まさかこれ上尾駅!??」

という驚きのサプライズがありました。
上尾駅に蒼井優が来ていたなんて!
すぐそこだし、今から駅に行って同じ階段を登って写真でもとってこようかと思ったけど、
それはあんまり意味がないのでやめた。

映画自体もすごく好きな映画です。
最近、だいたい借りてくる映画には
不思議と蒼井優や、平岩紙、オダギリジョー、岩松了が出てくる。
というかそういう空気感に触れたくて、
匂うタイトルを借りてくるのだ。

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