« January 2011 | Main | March 2011 »

13 posts from February 2011

Feb 28, 2011

小谷元彦展 「幽体の知覚」

4

小谷元彦展 「幽体の知覚」
森美術館

足早に六本木へ。


土曜とあってすごい混みよう・・・。
美術館でチケット売り場並ぶのか・・・。


小谷元彦、天才!(深い意味みはありません)
入り口に「刺激が強い作品があります」という触書きがあったり、
気分が悪くなって途中退場した人がいたり。
そう聞いてかなり期待して行って、そして今まで色々観た中で一番良かったかも。
凄く解りやすい(感じやすい)。

キャプションが実に明快。
まず読んでコンセプトがあたまで納得できて、
そして作品を観るとその圧倒的な表現力で感覚をダイレクトに揺さぶられる。
思想が伝わってきて、目の前でそれが表現されて、技術的な驚きや、
圧倒的なスケール感、本能に響く音の効果、脱力しそうなユーモア・・・



『血は生命の源泉であり、一方で死の象徴でもある』

という反転するイメージを表現した作品があって。
まずキャプションを読んでははぁと思って、
でもこれをどうやって表現するんだろう?と作品(映像)を観ると・・・

シャボン玉に自身の血を混ぜて飛ばす。
それがまるで血液の流れ、あるいは生命の一単位を眺めている様で。
やがてそれがキャンバスに落ちて当たると、パンッと破裂して、
真っ白いキャンバスに血が飛び散り、ぬらりと血痕が描かれていく・・・。

もう、表現の仕方が見事だし、視覚的にも美しく、感覚には痛烈であり。
全てが鮮烈で絶句硬直してしまった。
涙が出そうだった。



『木彫で扱う木材はそもそも“木の死体”であり、動物の死体である剥製はそれと同様のこと』

自らマスクを被って、スプラッター映画さながらにチェーンソーを木に当てていく映像。
彫刻家が木に向かってチェーンソー振り回すっていうおかしな映像でもあり、
また映画をモチーフにしたユーモアでもあるんだけど、狂ってる。
薄暗いフロアに響き渡るチェーンソーの音といい、何かやばすぎて紙一重な感じだった。

動物の剥製もよく登場する。
狼の頭がふたつ付いた衣服。
白鳥の剥製を使って死の瞬間を捉えたり。
人毛で編まれた衣服、歯で形作られた拳銃というのもあった。



『制御できないモンスター性』

上下鏡張りの空間で四方を滝の映像と効果音に包まれる体験型の大型インスタレーション。
これも平衡感覚を激しく揺さぶる刺激的な作品。
脅威とも言えるこの強大な自然のエネルギーを、
受容しようと働く本能にも似た意識が、身体の内側から湧きあがってくる感覚に襲われる。
あの周波数に幅のある効果音もすごく良かった。トリップしちゃいそうで。




------------------------------

ちょっと書ききれないくらい、全ての作品に激しい感想を抱いた。
小谷元彦の風貌が若いなぁと思ったら、まだ38歳(そろそろ39になったのかな)。
これからも凄く楽しみ。

森美術館は終わってしまいましたが、
静岡県立美術館、高松市美術館、熊本市現代美術館に巡回とのこと。

※作品参考
元 雑誌BRUTUS(ブルータス)副編集長、鈴木芳雄のブログ:小谷元彦展「幽体の知覚」@森美術館
excite.izm:背筋がゾゾッとする彫刻。「小谷元彦展:幽体の知覚」展




| | Comments (0)

Feb 26, 2011

水田 典寿「museum piece」

5


水田 典寿 「museum piece 時代遅れのもの」
Art Space MAYUにて。


今まで現代美術のギャラリーしか行った事がなかったんだけど、
あの自分の足音に臆しながら進む殺伐とした空気とは違い、
とてもほんわかしたギャラリー。
話掛けられるし、お茶(!)出るし。

どれもこれも息を飲む程素晴らしかった。
造形もテクスチャも。
エイジングとかそういう表現とは何か違う。
どう見ても古いものにしか見えない。
工程を探ろうと見まくったけど、
あれを作ったなんていつまで見ててもほとんど信じられなかった。

こんなに素晴らしいものがここにあるなら、
もう自分は作るのは辞めて、その材料費を貯めてこの作品を買った方がいい、とさえ思った。

どれもこれも欲しいけど、特に照明が良かった(もう売れちゃってたけど)。
電源プラグに至るまで素敵だった。

有機的な造形を含ませたもの、蝶のモチーフ・・・
変な言い方だけど、なるほどなぁと思った。

水田氏が来るらしかったんだけど、タイミングが合わなかったみたい。
(まぁ、自分はもうすでにあたまから湯気出てぐったりしてたけど)



そのあと、よろよろと ギンザグラフィックギャラリー
「The Designers Republic Come Home」を見に向かったんだけど、
全くの上の空。
どこをどう歩いたのか記憶もあいまい・・・。

| | Comments (0)

Feb 25, 2011

出る

今日はあったかい。
煮詰まってきてる。

映画観てたら、イラストレーターの男。
「あなたの心の温かさが絵にもよく表れてるわ」
みたいな事言われてて。

ははぁと思って足元に転がってる自分の描いたもの見たら、暗っ・・・。


「あなたの心の冷たさと孤独感がよく表れてるわ」


あれれ大丈夫かな?自分。
と思った。


・・・でもこれでいいのか。

| | Comments (0)

Feb 21, 2011

のろま

2月は展覧会が目白押し、
って先月言っておきながらまだひとつも行ってない。
給料日来たらすぐ行いかなきゃな。
終わっちゃう。

雑誌もあれこれ買わなきゃと思ったまま、
もう次号が出てしまったりしている。
(都会に出なきゃ売ってないせいもあるけど)

他にも何かあった気がする。

| | Comments (2)

Feb 20, 2011

アイデンティティー

Dsc04092

に「いす」を描いてもらった。

| | Comments (4)

Feb 14, 2011

2/14

中学2年の時の事。
廊下で知らない子に突然チョコを渡され、
僕は何を血迷ったか咄嗟に、
「いらねーよ!」
と言い放った。


その後しばらく経ってから、
今度は放課後の教室にその子から友達づてに呼び出し。
ここでも、
「いかねーよ」
と行かなかった。

やがて陽も暮れ始め、
静まり返った校舎をひたひたと歩き下駄箱に向かうと、
物影に人の気配がした。
誰かいる。
鄙(ひな)びた緋色に溶ける昇降口。
音失せた行く先に目を凝らすと――。

檻の様な鉄の傘立てに腰掛けて、足をぷらぷらとさせている。
うつむく影。
それは小学生の時から仲の良かった子だった。

目を合わせるや否や、


「意気地無し」


と言われた。

センセーショナルだった。
こんな絵に描いた様な台詞を女の子に言われちゃうんだ自分は。
そして自分は意気地無しだったんだ、と知った。



あまりにも不器用すぎる思春期。
どうする事も出来ない思い出。



| | Comments (5)

Feb 13, 2011

むだ使い

お腹すいた・・・。

2月はアパートの契約更新。
結構なお金が・・・。
もったいない、こんなボロ家の為に!
借り物にお金を払い続けるのもそろそろ限界だなぁ。
気分的に。

手を入れる気もしなくなっきた。

「小さな幸せを感じたい時に、ちょっと多めに」
柔軟剤に書いてあった。
感じてみたい。

しかし洗濯物が出来上がる頃には、もう多めにいれた事を覚えていない。
今思い出した。

| | Comments (2)

Feb 11, 2011

deftones in 渋谷クアトロ

2/10はdeftonesが来日。
渋谷クアトロでライヴ。

前回から実に4年振り。
しかし如何せん平日木曜日。
しかも日本はこの日のみ。
今回は行けず・・・。

ぼんやりと行った人達のレビューを読んでたら、
4年前のライヴが蘇ってきて、居ても立ってもいられなくなってきた。
モッシュしたかった。
knife partyも聴きたかった。
仕事休んででも行けば良かった。


| | Comments (0)

Feb 10, 2011

意識の向こうに手を伸ばしているときは変な顔

Dsc04074

エイジング塗装とお掃除は似てる。
エイジングの技法はお掃除に活きるし、
お掃除の経験はエイジングに活きる。

絵の様にレイヤーを足していく、と言うよりは、引いていく作業。
そういう意味では彫刻みたいだなとも思う。


じっと向き合う中でいかに自分を裏切るか。
文字なら、勝手にゲシュタルト崩壊して理解の範疇を超えてくれるけど、
自分で施す汚れ(塗装)は、考えたり見すぎたりするとそこに法則性や構図が見えてきてしまう。
エイジングは理屈っぽくなるとだめ。
ここには、
考えていなきゃ出来ない事と、
考えていては出来ない事、
ふたつがある。


このあたりから、何かもっと拾っていけそうな気がするなぁ・・・。

| | Comments (0)

Feb 06, 2011

様子

Dsc04069

Dsc04070


大きいものって撮影に困るな。

こないだ、夜中の住宅街から突然男の怒鳴り声が。
ボリュームから察するにかなりお怒りの様子。
やがて外に出てきたみたいで。
大丈夫かなと思って耳を澄ますと、


「おにはーそと〜」


だって。

| | Comments (0)

Feb 04, 2011

何にもならなくても

仕事中にガムを噛んでいて。
打ち合わせの時。
喋りながら口の中のガムが舌の上に乗っかちゃって、
言葉と一緒に飛び出さない様にと思ったらあごがしゃくれて、
そこから急に猪木みたいなしゃべり方になってしまった。


おかしい。

--------

完成までの残りの手順がはっきり見えてしまうと、
気持ちが離れそうになる。
そこまで何日も、
気持ちを離さない様に離さない様にと集中してきたのに。

それでも気持ちを戻して、
分かりきった最後の手順を潰していくんだけど、その先が――。

始めるのも怖いけど、終わらせるのにも勇気がいる。
いったい向き合いたいのか向き合いたくないのか・・・。

それでも、
そこで諦めてしまって楽をしたり、
低きに流れたりはせずに、
向き合い続けて欲しい。
と自分で自分の事を思う。

| | Comments (0)

Feb 03, 2011

Fixed

Dsc04068

Fixedのシートポスト。
べた下げ出来る様に、クランプ直下までグラインダーで削った。
もとはBAZOOKAの安いやつ。
次ピボタルかな。

| | Comments (4)

Feb 01, 2011

時間

もう2月か。

信じられん。

| | Comments (2)

« January 2011 | Main | March 2011 »