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17 posts from September 2007

Sep 29, 2007

古河スパイダー

 茨城の古河スパイダーに友達のライヴを見に。到着するや否や、なかなかの田舎。商店街には、わくわくショップ、というお店。なんのことだ。

070929_2  さて。LOSTという大阪のツアーバンドがいて、それがかなり良かった。UKのpianoというエモ系のプログレバンドが僕は大好き(1stが)なのだが、それと一緒にツアーを回ったバンドらしいのだ。

ツインギター、ツインペダルで、プレグレばりのリフがばしばし決まる。こんなのをやられたら、おとなしくしていられる訳がない(でも、客が少ないのでおとなしめに振る舞います)。ヘッドバンギングして眼鏡が右往左往。ずれるずれる。外せば良い事には帰ってから気づいた(昔はコンタクトだった)。音圧にまみれて、とにかく気持ちが良かった。最後にCDを買い、握手、握手、握手。大満足だ。いやぁ、来て良かった。

 いや、違う。友達のバンドだ。もちろん良かった。しかし、あのLOSTの後というのは、ちょっと順番に恵まれなかったかもしれない。難しいものだ。

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Sep 27, 2007

ある植物はまた

 MOMATの「崩壊感覚展」が面白そう。崩壊にもいろいろあるが、中でも植物に浸食される姿は好きだ。ビョークのbacheloretteという曲のPVでそういうシーンがある(最後の方)。急速に植物が成長して、繁殖してく様は、はっとして恐怖を覚える。もし、植物の成長するスピードがもっと早かったら、この地球はきっと今とはまったく違う姿になっていただろうな、と想像する。

070927b  Kanebo化粧品の「KATE」のイメージ映像が好きで、中島美嘉が好きなせいもあるが、毎回わりと楽しみにしている。今回のは、グランドピアノから木が生えてくるというもの。浸食によって白鍵が緑化しているというアイデアが好きだ。

 ところ変わって、うちの植物たちは行儀が良い様子。部屋の中で丸く四角く収まって、主人が寝ている間に静かに朝と夜を紡(つむ)ぐ。窓の中から雨に想いを馳せながら、今日も懐かしそうに雲の模様を集めている。

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Sep 24, 2007

ししゃもを確認する

 無印にししゃもが売っている。新発売。ししゃもが新発売。サイトのネットストアにもちゃんと載っている。

070923そしてページには、写真を拡大するボタンがある。これは、製品のディティールを今一度よく確認する為の便利な機能だ。御多分に洩れず、ししゃもは拡大された。見る。確かにししゃもだな。ししゃも。しかし、というか初めから気づいてはいたが、それだけだ。そこからそれ以上の情報はもう得られる気はしない。どちらかというと、もう見たくない。

 このボタンは必要か。このメソッドによってもたらされるのは、画面からはみ出す程のカオス。着の身着の儘、今一度ししゃもを確認した。変な顔。




 後日、店頭で確認。あたたかいごはんに、のりと胡麻としょうゆを一緒に混ぜて食べるとおいしかった。

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Sep 23, 2007

アイボリーは音楽に、蜻蛉から芋焼酎

 パンコソにかじりついている間に、2、3日日記を書かずに過ぎてしまった。先々月にせっかくペンタブを買ったのに、結局マウスで絵を描いている。

070922  カーテンを生成色のものに変えた。以前は真っ黒だったので、だいぶ部屋の印象が変わる。午後の光を吸い込むと、あたたかくなつかしい色になって、時間を遡ったかの様。

 RAKU-GAKIのサイトで流れる音楽は、最近聴いているKashiwaDaisukeのもの。聴きたくなって、たまに聴きにいく。細かなサンプリングが入っていたり、その辺のセンスがすごく好き。もちろんグラフィックも素晴らしい。余談だが、ウィンドウを2つ開いて、ちょっとだけ時間差で再生すると、干渉して聴こえ方が変わって、うまくいくと素晴らしくなる。

 カワトンボ、イトトンボ、カゲロウなどの虫が気になる。気になるというのは、避けているのではなくて、その美しさに魅せられている。一時期、蝶の標本を買おうとしていたことがあった。でも、なんとなく止めてしまったのだが、やはり欲しくなってきた。アオスジアゲハが欲しい。

 やはり芋焼酎がおいしい。また違うのを買ってきてみて飲み比べている。別に、違いはわからないけど。

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Sep 19, 2007

忘れっぽい天使

 クレーの「忘れっぽい天使」という絵(ドローイング)に初めて出会ったのは、どこかのブログでであった。はじめは、管理人本人が描いたものだと思っていたのだが(美術の先生だったので)、後に、とある本屋でポストカードになっている天使を発見して、やっとクレーだと知ったのであった。

070919_2  この線がとても好きだ。「忘れっぽい天使」という題名を知って、ますます好きになった。他の作品もとても良い。RadioHeadの「Amnesiac」のジャケットに書かれている、泣いている彼を思い出す。

 部屋に飾りたい。そこで、一番小さいキャンバスを用意して、ペンでトレースしてみた。鉛筆、ボールペン、水性ペン、油性ペンと試してみて、油性ペンの線が一番しっくりくる。つまりはにせものだけれど、でもこれでいい。

キャンバスの素朴な質感は格別だ。

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午後も半ば

 しらすがおいしいという話を目にしたので、つい、しらすが食べたくなる。買って来た。懐かしい味がした。風呂はきれいになった。

070918  揚羽蝶の蛹(さなぎ)が、翅化する場面を実際に見てみたい。きっと誰よりも誇りに満ちた表情をしているだろう。7年を暗い土の中で生き、やがて空を目指し、知るが、しかしたった1週間で全てを失ってしまう蝉。そこに生きる意味というものを探ろうとすると、ゆびとゆびの隙間からこぼれ落ちてゆく砂のような、無情な儚さを覚える。それはまるで、詩のような生き方。

 手も足も、目も鼻も耳も、持っているものは全て使って生きよう。全身で呼吸をして生きていこう。夜になる前の傾きかけた陽に当たっていると、土に受け入れてもらえたような気がしてくる。

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Sep 17, 2007

掃除当番

 酔った勢いで靴を買ってしまった。オークションで、ミニマルなスリッポンが随分安かった。いいものなのに思ったより値段が上がらないなと思って、水を差すつもりで入札したところ、そのまま落札に。Y'sらしい靴。代わりにCDを我慢しようと思う。

070916  はやく無くならないかな、と思って飲んでいたはずの1000円の芋焼酎に、いつのまにかはまってしまっている。ロックではうまくないが、水割りだとすごくうまい。さわやかな香りと、ほんのりさつまいもの甘さ。地味な和食にも良く合う。

 実は、風呂が黴だらけだ。 

 洗剤を買ってきたが、本体ではなくて詰め替え用の方だった。なぜここで間違えるのか。

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Sep 15, 2007

つくばPARKDINERへ

 2年ぶりだかに友達に逢いに、つくばへ。彼ら(humbleという)のライブがあるのだ。

 さて、バンドの方は僕の大好きなエモ、ポスト・ロック系。非常にセンスを問われる音楽だと思う。

070915b_3 それで。予想以上に格好良くてびっくり。とりあえずみな演奏と曲作りが格段にうまくなっている!もうすっかり僕の手の届かない所にまでバンドは成長していた。荒削りではあるけれど、すごく良かった。泣きそうになった。なにより、前半では反応に戸惑って無反応だった客達が、最後には、誰ともなく一斉に拍手が沸いた(僕がするよりも早く!)という事が、全てを物語っているのではないだろうか。

 とにかくもっと見たいので、また行きたい。

 僕もこのままでは終われないぞ。

 

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Sep 14, 2007

粋な女

 紀伊国屋に来た。絵本の棚は何階だろう。案内板を探すと6階とある。遠い。ここはまだ1階なのでエレベーターに乗ることにした。到着したエレベーターに乗り込むのは僕と、やや年上の大人の女性。6階を押す。ところが、女性の指はB1階を押す。はっとした。そうなのだ、これは下へ向かうエレベーターだったのだ。

070914_2 しまったと思うも、床はすでに。一人だけ目的からますます遠ざかろうとしている男。思わず、「間違えちゃった」と声に出た。すると左から、「すぐ上がるよ」、とリラックスした答えが帰ってきた。良かった。何も解決はしていないけれど、なんとなく解決したと思った。B1階に着いて降りていく時に、「お先」と言って降りていく女性をみて、粋だなと思った。このおかしな状況で、“お先”と言ってのける。僕はこの後、再び1階に戻り、そして6階まで昇るおっちょこちょいだ。




 宇野亜喜良が絵を描いている絵本が少し揃った。なかでも「エスカルゴの夜明け」(アートン)は、宇野亜喜良・絵、蜂飼耳・文、という僕にとっては至福の組み合わせ。

 “絵本”という響きは、男である自分にとってはいささか照れがあり抵抗がある。詩画集、短編画集、と、こういうつもりで挑んでいる。という事にしておきたい。

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Sep 13, 2007

木曜日と金曜日の間

070913_2

 左手に巻いた包帯は毎日汚れるので、毎日洗う。でも、面倒くさいので、お風呂でからだと一緒にボディーソープで洗ってしまう。そのせいで、仕事中に包帯からいいにおいがしてしまう。

 宅配便の不在連絡票がたまっている。毎晩帰宅すると、ドアのすきまに折り畳んで挟んである。熱心だな。もうすぐ一週間。

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Sep 11, 2007

食べもののはなし

 芋焼酎が気になる。夏休みに海の家でのんだのが、富乃宝山という芋焼酎。普段は焼酎などのまないのだけど、ビールではさっぱり酔えない、という事でこれのロックを頼んでみた所すごくおいしかった。衝撃的だったので後日自分で買いに行ったら、小さいビンのもので3000円くらいする。高い。それほどお酒に興味がある訳ではないので、買う気にはなれなかった。1000円の芋焼酎を買ってきてみたが、なんか違う。仕方なく水で薄めてごまかしてのんでいる。はやく無くなって欲しい。

070911_3 惣菜の「まつおか」(チェーンかな)が気に入って、週末によく行く。煮物を中心に、こんにゃく、ごぼう、じゃがいもなどのほっこりした料理が並ぶ。僕はごぼうが好きで、鶏の料理とごぼうの料理があれば、いくらでものめる気がする。

 普段の料理の方はもっぱら手抜きがち。お弁当用の冷凍ハンバーグを入れて、オムライスを作ると簡単でおいしい。

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Sep 08, 2007

宇野亜喜良/AQUIRAX展

 まずmaruでタコライスを食べる。うまい。

 そして夕方になって渋谷のパルコへ。ロゴスギャラリーで宇野亜喜良/AQUIRAX展

070908ギャラリーはこぢんまりとしていて、ところせましと作品が展示されている。今回は森に関する作品を集めた、との事。少女、鹿、蛙、巨大かたつむり、猫・・・。観ているうちにどんどん引き込まれてしまって、ここへ来る前より好きになっていく。この感覚は、恋に似ているぞ。なにせ、出てくる者達みんな可愛い。全部観終わったから出口に来たけれど、出そうで出ない。あの目、唇。ふてくされたような、気だるいような。なんだか気になって、終わったのにまたうろうろしてしまう。帰りたくないなあと思っていた。

 残念ながら、今日のイベントの整理券はもう残っていなかった。はがきの大きさのキャンバスに描かれた少女の作品が欲しかった。奈良美智の子供より可愛いと思った。けれど絵は高いし、何よりほとんど売れてしまっていたので、バッグとお皿を迷って、お皿を買った。指が木の枝になって、かたつむりが乗っている。

 何かよくわからない紙なのにひっくり返して、宇野氏がスケッチをするといち万円になる。魔法か。





 帰りに脇の本屋でトード・ボーンチェの作品集を見つけて立ち読み。やっぱ森だよね、と思った。

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Sep 05, 2007

大事な手

 左手を怪我した。と言っても、骨は折れてないし、ただの打撲だったので大丈夫。仕事中に手を機械に巻き込まれてしまって抜けなくなった。近くにいた女性に助けを求めたのだが、驚いて固まってしまい、頼りにならず・・・。足で停め方を指示して、ようやく手は抜けた。

 なんだか変な色をしている自分の左手を呆然と眺めながら、このまま手が動かなくなってしまうのでは、と青ざめる。そして最初に思ったのが、「ピアノが弾けなくなったら嫌だ!」ということだった。ああ、もうギターじゃないんだな。ピアノもまだ買っていないというのに。ピアノへの意欲は一過性のものなんじゃないかと疑い、様子を伺っていたけれど、これならちゃんと始める価値はあるかもしれない、と思えた。

 そのまま、部長(なぜ部長なのか)に病院に連れて行かれる。待合室では、得体の知れない左の手と、右に部長。居心地悪いったらありゃしない。今日は会社にコンサルタントが来るとかで忙しいはずなのだ。気を使うし、でも痛いしショックでそれどころでもないし。看護婦さんに誕生日を聞かれたが、間違って答えてしまう。自分では持ち前の根性(きっと)で、雨のように冷静でいたつもりだったのだが、理性が届かない部位がまだ脳内には残っているらしかった。



 ちゃんとレントゲンも撮ってもらって、異常なし。早退せずに、仕事に戻ればよかった。包帯なんかしてしまって、あしたはきっと、みんなにちやほやされるだろう。それを思うと、今から面倒くさく思う。

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黒揚羽 猫

 自転車に乗っていると虫にぶつかる事がある。いつも、わっ、と息を固めて、身体をよじる。今朝、黒揚羽が飛んできた。しかし、揚羽は避けきれなかったのか、その翅(はね)で僕の頬をやわらかになぞり、ゆっくりと後方へと流れていく。うは、と顔がほころぶ。うは。この場合は、喜ぶのだな。自分はある種の変態かもしれないと思った。やわらかかった。

 猫が欲しいと思う。

 

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Sep 03, 2007

kashiwa daisuke 「program music I」

 店で試聴しただけで、視界は溶け出し、顔を下へ向けられなくなった。こんな事は初めてだ。現代音楽のコーナーで、たまたま試聴したのが、kashiwa daisuke「program music I」。

070903_3  胸がつまって、水の中で溺れてしまったかのようになる。湖底に蓄積していた泥が、撹拌されて一気に表層まで舞い上がるように、心の奥にしまって、ずっと見えない振りをしていた影が沸き上がってきてしまったのかもしれない。この音楽は僕の事を知っているのではないか。身体中を内側から満たしていき、抱きとられ――。全ては一瞬の出来事で、身体はもうなくなっていた。

 なんと説明したらいいのか。聞こえるのは、ピアノの音。色々な音。エレクトロニカやブレイクビーツにあるような手法で、切り貼りされたノイズ。変拍子や不協和音というようなある種の整理された次元ではなくて、音楽と呼んでいいのかよく分からない程、時に壊れる。曲は30分程もあり、物語のように多彩に展開する。ストリングスによって普通にメロディが展開する所もあって、そういう所は少々苦手だが、それでも、その先で裏切られ闇に棄てられるのでたまらない。

 ジャケットがまた素晴らしく格好良い。RAKU-GAKIの西田幸司氏によるもの。かなりストライク。




 聴きたい音楽が掴めたような気が――。欲を言えば、まともな拍子や大きなメロディは無くても良くて、暗いピアノを中心にループを多用して、もっと壊しっぱなしでどうしようもない音楽が聴いてみたい。ピアノとコンピュータか。あともう少しなんだけどなあ・・・。



●只今、新宿のタワレコで視聴できます。クラシック/JAZZフロアの現代音楽コーナー脇にて。

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Sep 02, 2007

上原ひろみが結婚

上原ひろみが結婚したっていうから、相手は誰かと思ったら、ミハラヤスヒロ。かなりびっくりした。おめでとうございます。

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Sep 01, 2007

Y's ブーツ

 久し振りにmaruに行ってランチ。タコライスを生まれて初めて食べた。分かっているがタコは入ってはいない。美味しいし、野菜も採れるし、安いし、量も多いし満足。ランチセットについてくる、見たことのないお洒落な葉っぱのサラダも美味しかった。こないだ行った時は、グレープフルーツ風味のサラダだった。気まぐれで変わる(のかよく分からないが)付け合せのこのサラダが楽しみ。いいお店だ。

070901_2 その後、Y'sに取り寄せをお願いしていたシャツを取りにいく。いいブーツがあったのでそれも買った。トゥが丸くて、ヒールが低くいものを探していたので。折り返して脇のフックに引っかける事ができたり、足を入れる所の縁やアキレス腱のあたりに針金が入っていて、シルエットを変える事もできる。そうは見えないのに、よくできた長靴。

 ただ、5分丈のパンツに合わせると、どうも子供っぽくなってしまう。困った。

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